東亜畜産研修会2019 開催レポート

第15回東亜畜産研修会を開催致しました

 2019年11月15日(金)に、東京都江東区の東京コンファレンスセンター有明にて「第15回東亜畜産研修会」を開催致しました。例年、当社動物薬事業製品に関しまして全国の主要販売代理店からたくさんの方々をご招待し、畜産業界を取り巻く諸問題への理解を深めていただく機会として本研修会を開催しております。

 

養牛、養鶏、養豚の3分野について、薬剤耐性(AMR)対策や畜産動物のストレスを主題として開催致しました。
各公演タイトルは以下の通りです。

・養牛セミナー
 酪農学園大学獣医学群獣医生理学ユニット 林英明 准教授
 「養牛における生菌剤の活用 ~ストレス軽減効果~」 

・養鶏セミナー
 東北大学大学院農学研究科応用生命科学専攻動物栄養生化学分野 喜久里基 准教授
 「ブロイラー生産に関する最新科学と温故知新 ―暑熱ストレスから生菌剤まで―」

・養豚セミナー
 宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター 末吉益雄 副センター長
 「養豚における最新情報とプロバイオティクスの活用」

・情報提供
 東亜薬品工業株式会社 動薬学術部 庄司絢子

いずれの講演におきましても、畜産等における動物のストレスが引き起こす諸問題、ストレスのモニタリング方法や対処方法についての知見や、抗生物質あるいは抗菌剤の使用状況や規制状況、現場での問題点、薬剤使用量低減の取り組みなどについてご紹介いただくことで、畜種ごとに理解を深めることが出来ました。
今後ともこのような機会を通じまして、販売代理店の皆様に良質なプロバイオティクスの適切な活用への理解を深めていただくことで、ひいては生産者の方々の生産性向上と経営成績に貢献していきたいという思いを強くいたしました。
また、大変お忙しい中で来場くださいました皆様に感謝申し上げますと共に、お役に立てる情報提供ができ、ご好評を頂けたことを嬉しく思っております。